小樽市漁業協同組合は、昭和24年に設立された、漁業者による協同組合です。
当組合は北海道の日本海側中央部に位置し、小樽市一円の海岸線(68.62km)を有しています。豊かな自然、海と山々に囲まれた坂の多いまちで、地元で水揚げされた新鮮な魚介類を求め、多くの観光客が訪れる地でもあります。
海岸の形状は、砂地海岸、岩礁地帯、転石海岸と変化に富んでおり、春はカレイ、ホタテ、コンブ、夏はウニ、ホッキ、タコ、秋はサケ、シャコ、ハタハタ、アワビ、冬はニシン、タラ、ハッカク(八角)、アンコウ、カスベなど、四季折々に40種類以上の魚介類が漁獲され、市内・市外・道外へと広く流通されています。
また、漁業資源を維持するため、ニシン、ヒラメ、サケ、サクラマスの稚魚、ウニ、アワビの種苗放流、ナマコの種苗生産・放流などを行い、資源管理型漁業の確立に取り組んでおります。
漁業を取り巻く環境が大きく変化する中、当組合は新しい時代の適切な漁業秩序を確立し、担い手育成とともに漁業者一人ひとりの経営安定、健全な組合運営を目指しています。
このたび、当組合の公式ホームページを開設するにあたり、より多くの皆様に当組合のことを知っていただくとともに、より一層、安心・安全な水産物の安定供給に努め、社会に貢献することが組合員、役職員一同の使命と考えております。
今後とも皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。